【公式】石田ピアノ調律事務所 滋賀県守山市|ヤマハピアノ専門

滋賀県守山市にある石田ピアノ調律事務所です。
ヤマハ調律学校出身のベテラン調律師、
ヤマハピアノの特徴を生かした調律を心がけています。
ピアノの現状を把握することが大切な第一歩です。
母校 草津東高校での『ピアノ調律体験』を実施してきました
母校 草津東高校での『ピアノ調律体験』を実施してきました

ピアノ調律作業でいちばん大切な
“現状把握”について

 

 

 

ピアノを正しく、美しく響かせるために、
調律師がまず行うべきことは
「今のピアノがどんな状態か」
を正確に知ることです。
これが、まさに『現状把握』です。

🎧 たとえば…

・音程がズレている箇所はどこか?
・ハンマーの摩耗はどの程度か?
・鍵盤の動きにムラや引っかかりがないか?
・ペダルの効き具合はどうか?

このように、ピアノの「今の状態」を
一つひとつ丁寧に確認します。
これを怠ると、やみくもに調整をしても
効果が出なかったり、
かえって状態を悪化させてしまう可能性もあります。

🎯 なぜ大切か?

『どこが狂っているのか』『なぜ音が濁るのか』
といった原因を明確にすることで、
どの部分をどう調整すればよいかがわかり、
より的確に、効率よく調律ができるようになります。

🔍 どうやって把握するの?

・実際にピアノを弾いて耳で確認する
・チューナーや測定器で物理的に音程や振動を分析する
・機構部を目視・触診でチェックする
・ピアノの使用歴や設置環境などもヒアリングする

📘 まとめ

調律前の『現状把握』は、ピアノ調律における
「地図」のようなものです。
地図がなければ目的地にたどり着けないように、
現状を知らずして理想の響きには導けません。
だからこそ、最初に「今のピアノ」をよく知ることが、
調律師の大切な第一歩なのです。

石田ピアノ調律事務所では、ただ音を整えるだけでなく、
お客様とピアノの“これから”に
寄り添う調律を心がけています。

点検シートによる丁寧な診断と説明は、その第一歩。
「最近音がにごる気がする」「弾き心地が前と違うかも」
そんなちょっとした違和感も、調律のプロの目と耳で見逃しません。

ピアノの状態を“見える化”することで、
ご自身の楽器にもっと愛着を持っていただけたら——
そして、調律後の変化に「こんなに違うんだ!」
と感じていただけたら、私たちもとてもうれしく思います。

📅 定期調律や、しばらく調律していないピアノの
診断も承っております。
お気軽にご相談ください。

🎹 ピアノがうまくなるために大切なこと:
『今の自分を知ること』

みんなは、何かを上手になりたいとき、まず何をする?

そう、「今の自分がどこまでできているか」を
知ることがとっても大切なんだよ。

💡 たとえば…

ピアノで「エリーゼのために」をひきたい!
と思ったとするね。でも、

  • 右手はスラスラ動くけど、
    左手はちょっと苦手だったり、
  • 指使いがぐちゃぐちゃになって音がにごったり、
  • 楽譜を読むのがまだちょっと時間がかかったり…

そんなふうに「今の自分の状態」をちゃんと見ることを
『現状把握(げんじょうはあく)』っていうんだ。

🎯 なんで大切なの?

『今できていないこと』がわかると、
『どう練習すればいいか』がはっきりするから!

たとえば:

  • 左手が苦手なら、左手だけの練習をふやす。
  • 指使いに困っているなら、ゆっくりていねいに練習する。
  • 楽譜を読むのがたいへんなら、音読みの練習をする。

そうすれば、ただなんとなく弾くよりも、
もっと早くうまくなるんだよ✨


🔍 どうやって現状把握するの?

いくつかの方法があるよ:

  • 🎧 自分の演奏を録音して、あとで聞いてみる
  • 🧠「どこがひきにくい?」って自分に聞いてみる
  • 👨‍🏫 先生にアドバイスをもらう
  • 📝 練習ノートを書いて、自分の気づきをメモする


📘 まとめ

『現状把握』は、ピアノを上手にひくための
「地図(ちず)」みたいなもの。

地図があると、どこに向かえばいいかわかるよね?
ピアノも同じで、「今のじぶんの場所」がわかると、
「どうやって上手になるか」も見えてくるんだよ🎵