ピアノ調律という、
目に見えない芸術
ピアノ調律というと、みなさんはギターのチューニングのようなものをイメージするでしょうか。
私が調律の一部始終を初めて見たのは、高校2年のピアノ発表会のとき。習っている先生の知り合いの調律師の方にお願いして、見せていただきました。
そのときの正直な感想は、
一言でいえば「よくわからない」。
今思い返せば、それがふつうの反応だと思います。
なので、「よくわからなくて当然」という前提で、調律について説明していきたいと思います。
発表会やコンクールで同じピアノをいろんな人が演奏すると、音色が違って聴こえることがありますよね。それと同じように、同じピアノでも調律師が変われば、音色も変わります。
私自身、調律する音は昔と今とでずいぶん変わりました。以前は自分の調律した音があまり好きではありませんでしたが、今の仕上がりはかなり気に入っています。
調律師の手指の形や、打鍵時の手首・肘の使い方、音の聴き方などによって、仕上がりの音は大きく変わります。
心地よい音と出会うために
もしお手持ちのピアノの音が好みに合わないようであれば、調律師を変えてみるのもひとつの方法です。
整調・整音は一度変えると元に戻すのが大変ですが、調律の音は調律師を替えるだけで変えられるので、気軽に試しやすいですよ。

