• 母校 草津東高校での『ピアノ調律体験』を実施してきました

    母校 草津東高校での『ピアノ調律体験』を実施してきました

20年で1.5万台を調律してきた技術者が実践している「音の習慣術」

 

はじめまして。ピアノ調律師の石田です。

主にピアノの音を整える仕事をしています。

 

ヤマハ調律学校で学び、これまで20年ほどで

15,000台以上のピアノを調律してきました 

「1.5万台」と言うと驚かれますが、
一歩ずつ積み重ねてきた結果です。

これだけ続けてくると、ピアノを調律することは、単に音程を直す作業ではなく、弾き手の「表現のパレット」を整えることだと確信するようになりました。

僕が大切にしている「音との向き合い方」について、少し書いてみようと思います。
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◎脳のストレスを解放するための習慣化

家でピアノを弾くとき、なんだか集中できない、疲れる……。

 

それは練習不足のせいではなく、ピアノの「音の狂い」が原因かもしれません。

●いつまでも脳が休まらない
:狂った音で弾くと、脳は無意識に「正しいピッチ」に補正しようとエネルギーを使い果たします 。これはガタガタの悪路を運転し続けるようなもので、知らぬ間にメンタルが削られていく。

●「当たり前」を整える
:完璧な調律は、脳を補正作業から解放し、純粋な創造性にリソースを集中させてくれます 。当たり前の音が出る。これ以上に重要なことは、この世にそんなにない気がします。
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◯続けることは武器になる:1.5万台の圧倒的実績
僕が「続ける技術」として信じているのは、客観的な正解を積み重ねることです。

●正確な「ものさし」を持つ

:まずは「平均律」という基準を寸分違わず構築する。メーカー基準を守ることは、楽器の資産価値を守るだけでなく、弾き手の「正しい耳」を養うことにも繋がります。

●誰にでもできることを誰もやらないくらい長く続ける
:1.5万台という経験は、僕にとっての大きな武器です 。この積み重ねがあるからこそ、どんなピアノに対しても冷静な診断ができるのだと思っています。

▲ピアノを「歌わせる」ための独自の
微調整術

正確な基礎(平均律)を固めた上で、そこに「付加価値」をどう足していくか。

●「歌う響き」をセットにする
:当事務所では、あえて微細なゆらぎを作る「ユニゾンの微調整」を推奨しています。

●開花現象の魔法
:音が空間でふんわりと膨らみ、透明感のある余韻が生まれる。一流ピアニストが好むのは、数学的な正解を超えた先にある「歌う響き」です。

●さわりだけ変えてみる
:直線的な響きから、歌う響きへ。それだけで、ピアノは単なる打楽器から「歌う楽器」へと変貌します。

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○「放置」は恥ずかしいことじゃない 
何年も調律していないピアノを前に、「こんなに放っておいて……」
と申し訳なさそうにする方がいます。
でも、僕から見ればそれは「眠れる原石」です。

●ポテンシャルの覚醒を待つ
:どんな状態の楽器も、適切な処置をすれば必ず応えてくれます。

●現在の状態を記録する 
:今のピアノがどんな状態か、客観的に分析してお伝えします。そこからまた、新しい音楽の習慣を始めればいいんです。


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結論:科学的な正確さと、芸術的なゆらぎの統合 
石田ピアノ調律事務所が提供するのは、「科学者のような正確さ」で基準を守りつつ、「芸術家のような感性」で旋律に命を吹き込むことです。

無理して難しい曲を弾こうとする前に、まずは音を整えてみませんか。午前中に調律を済ませて、午後からは整った音で思いっきりだらだらと、好きな曲を奏でる 。そんな「奏でる喜び」を取り戻すお手伝いができれば、これほど嬉しいことはありません。

よろしければ、あなたからの調律のご依頼、『待ってます。』