日記

2022-09-22 18:54:00

ピアノ調律師難民

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『石田さん、知り合いに調律師難民がいるので調律をお願いできますか?』
というご連絡を調律のお客様よりいただきました。

詳しくお聞きすると、
県外より来られている高齢の調律師さんに依頼されていたのですが、
引退されるそうで、どうしてよいものか途方に暮れておられる♫
とのことです。

あくまでも私の個人的な感想ですが、
高齢の調律師の方は、とても個性的な調律・調整をされている方が多い印象です。

まずはノーマルに調律して、平均律について説明してご試弾いただくと
納得していただけるケースがほとんどです。

過去にも、調律依頼をいただいたお客様より
高齢の調律師さんと連絡がとれなくなったとか、
調律師の方のお身体を心配されて、最寄り駅までお客様が送迎されていて、
調律を依頼するのは気の毒かな?とこちらに依頼をいただいたケースなど
高齢というのは、調律師(顧客訪問型)にはリスクが高くなるのかな?
と感じています。

滋賀県内は車移動が基本です。
私は19歳から調律師として活動しており、
長時間運転ドライバーですが、いまのところ事故歴は無しです。
健康面でも、入院歴も無く3ヶ月毎に健康診断を受診しています。

年齢を重ねていく事は誰しも避けられないので、
まずは、これを継続して技術の研鑽は当然の事として、
少しでも長い期間、お客様ご所有のピアノを良い状態でメンテナンスを担当できるように
努力を継続しなければ…
と改めて思いました。