日記
2022-10-21 20:31:00
ピアノの歴史 ベートーベンのために特殊設計されたピアノ
ベートーヴェンは、20代の後半頃から難聴に苦しんでいたようです。
Conrad Grafは、難聴のベートーヴェン用に
特殊設計されたピアノのようです。
音量を増す目的で、1音に対して4本の弦を張ってみたり(現代のピアノは通常3本)
譜面台や蓋の外装に対して、耳に音が届きやすいように工夫されていました。
ベートーヴェンが最後に愛用したピアノとして、
ドイツのベートーヴェン・ハウスに現物が展示されています。
特殊設計ではありませんが、
ヤマハは1990年代に幅細鍵盤を特注モデルとして、
受注生産していました。
私も小型グランドピアノで1台だけ、
細幅鍵盤ピアノを調律にお伺いしていました。
手の小さな人でも楽にオクターブが届くピアノです。
下の動画はヤマハではありませんが、
細幅鍵盤で演奏されています。
やはり、この選択肢はあった方がよいですね。