日記
2022-10-28 18:17:00
付加価値が仇“あだ”となるピアノ
付加価値の付いたピアノ、
サイレント機能や自動演奏機能はとても便利ですが、
仇となることがあります。
もし、ピアノを買い取り・下取りに出した場合、
マイナス査定となる可能性が高いです。
買い取り業者にとって、
故障した自動演奏・サイレント機能はリスクでしかありません。
私が昨年購入した
YAMAHA C1-SG (中古 リニューアル済み)2012年製
ピアノ本体3年保証、電気部分1年保証の取説には、
“満1ヵ年の保証期間を過ぎますとサービスは有料に なりますが、引き続き責任をもってサービスさせて いただきます。なお、補修用性能部品の保有期間は 最低8年となっています。”
と記載されています。
つまり、購入した時点で修理用パーツで入手が困難なモノが
あるかもしれないということです。
とはいえ、入手可能な修理パーツもありますので、
とにかく調子が悪い場合は即修理を依頼するというのが鉄則ですね。
私が調律しているピアノでは、
サイレントアンサンブルSXGタイプと
同年代に製造されたモデルが
電源系の不具合により、正常に使用できない個体が多いです。
このモデルの電源系パーツは、入手不可なので
残念ながら修理ができません。