日記
ピアノがもっと楽しくなる!日々の練習のヒントになる学術論文のご紹介

「どうすればもっと上手く弾けるようになりますか?」「効果的な練習方法を知りたいです」といったご相談をよくいただきます。
調律師としては、まずは「常に正しく調律された、響きの良いピアノで弾くこと」が耳と指を育てる第一歩だとお伝えしていますが、今回は少し視点を変えて、皆様のピアノライフの参考になりそうな「読み物」をご紹介したいと思います。
今回ご紹介するのは、神戸大学の学術成果リポジトリで一般公開されているこちらの論文です。
『 [ハイフィンガー奏法による日本のピアノ教育の系譜 : 明治末期から井口基成の時代まで] 』 (著者:[大地宏子])
▶︎ 論文の公開ページはこちら https://da.lib.kobe-u.ac.jp/da/kernel/D1002501/ ※上記リンク先の「本文を見る」やPDFアイコンから無料でお読みいただけます。
【どんな内容?】
この論文では、私たちが普段なんとなくおこなっているピアノの練習について、[例:身体の合理的な使い方 / 表現力を高めるためのプロセス / 練習における意識の持ち方] という視点から、非常に深く考察されています。
学術論文というと少し難しく感じるかもしれませんが、「なぜその練習が必要なのか」「弾けない箇所をどう捉えればいいのか」など、客観的で論理的なアプローチが書かれており、日々の練習に新しい気付きを与えてくれます。
【こんな方におすすめです】
- 毎日練習しているのに、なかなか上達を感じられない方
- 練習のモチベーションをアップさせたい方
- 「感覚」だけでなく、少し「理論」も知ってみたい方
私もこの論文を読んで、早速に『ショパンの自然な手の形』で調律時の打鍵をしながら調律した効果に驚いています。
・力のロスが無く弦が理想的に響くので、基音と倍音が明確に聴き取れる。
・解剖学的にも理想的な手指や腕の使い方なので疲労を感じない。
・調律後の仕上がりの音の発音が揃った
ご自宅でのティータイムなど、ピアノから少し離れたリラックスタイムにぜひ一度目を通してみてくださいね。新しい発見が、明日からのピアノをさらに楽しくしてくれるはずです。
もちろん、皆様が気持ちよく練習に打ち込めるよう、ピアノのコンディション作りは引き続き私がしっかりとサポートさせていただきます!
音の狂いや弾きにくさを感じた時は、いつでもお気軽にご相談ください。
『井口樂派スパルタピアノ・レッスン』
『ハイフィンガー奏法vs重力奏法』
『ショパンが遺してくれたピアノ奏法が日本で主流にいつなった?』
『時代の潮流に抗ったショパン、 重力奏法の源流』




