日記
ピアノに透明ビニールシート、メリットとデメリット
ピアノに傷防止で、透明のビニールシートなどを
かけた場合のメリットとデメリットを説明します。
🔵メリット
・クッション材としての役目から、外装に付く傷を防止できる。
・リビングに設置されている場合、お鍋などの蒸気などの湿度からピアノを守ってくれる。
🔵デメリット
・ピアノの外装には、ポリエステル・ラッカーなどの化学塗料が塗られています。
ビニールシートと塗料が化学反応を起こして、最悪の場合には塗装表面が溶けたりする可能性があります。(消しゴムも長時間、置いておくと危険です。)
・ビニールシートをかけたまま放置しておくと、通気性がなくなりピアノ内部に溜まった湿度が閉じ込められて、鍵盤・アクションなどの動きが鈍くなる可能性があります。
一時的にビニールシートをかける場合には、湿度や傷からピアノを守ってくれますが、かけたまま放置すると外装・内装それぞれにトラブルとなる可能性がありますので、気を付けて使用しましょう♫
号に入りては郷に従え
近江商人の叡智に学ぶ。田原総一朗 氏
9月、東近江市方面に調律行った帰りに
せっかくなので、朝ドラ“カムカムエヴリバディ”のロケ地
大城神社
と東近江市近江商人博物館を訪れた先での
置きチラシで今回の講演会を知って、行ってきました。
私が、初めて近江商人の存在を知ったのは
会社の研修で、“てんびんの詩”のビデオを観たときです。
入社間もない若造には高尚な教えを理解できませんでしたが、
独立して個人事業主となった今想うことは、
本気で日本の企業が“三方よし”の理念を実践していれば、
現在の最悪な日本経済の状況には陥っていないのでは?
と思いました。
田原総一朗さんは、
日本にとっての最大の課題は、この経済状況だとおっしゃっていました。
1934年生まれの御年88歳の田原さんの言葉にはとても重みを感じました。
終戦も体験された激動の時代を生きてこられたご自身が現在、
最も大切にされていることは、
①自ら一次情報を取材する。
②日本に戦争をさせない。
③野党を強くする。
とのことです。
付加価値が仇“あだ”となるピアノ
付加価値の付いたピアノ、
サイレント機能や自動演奏機能はとても便利ですが、
仇となることがあります。
もし、ピアノを買い取り・下取りに出した場合、
マイナス査定となる可能性が高いです。
買い取り業者にとって、
故障した自動演奏・サイレント機能はリスクでしかありません。
私が昨年購入した
YAMAHA C1-SG (中古 リニューアル済み)2012年製
ピアノ本体3年保証、電気部分1年保証の取説には、
“満1ヵ年の保証期間を過ぎますとサービスは有料に なりますが、引き続き責任をもってサービスさせて いただきます。なお、補修用性能部品の保有期間は 最低8年となっています。”
と記載されています。
つまり、購入した時点で修理用パーツで入手が困難なモノが
あるかもしれないということです。
とはいえ、入手可能な修理パーツもありますので、
とにかく調子が悪い場合は即修理を依頼するというのが鉄則ですね。
私が調律しているピアノでは、
サイレントアンサンブルSXGタイプと
同年代に製造されたモデルが
電源系の不具合により、正常に使用できない個体が多いです。
このモデルの電源系パーツは、入手不可なので
残念ながら修理ができません。