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滋賀県守山市にある石田ピアノ調律事務所です。
ヤマハ調律学校出身のベテラン調律師、
ヤマハピアノの特徴を生かした調律を心がけています。
もりやまPianolabではヤマハC1SGとUX100の試弾が可能です。

日記

2022-10-24 20:16:00

銘器ベーゼンドルファーはヤマハ株式会社の 100%子会社

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現在、銘器ベーゼンドルファーはヤマハ株式会社の 100%子会社です。


ヤマハのクラビノーバやサイレントピアノでは、
ベーゼンドルファーのサンプリング音を選ぶ事ができます。


ヤマハとベーゼンドルファーがタッグを組めば、
鬼に金棒だと思いますが、
ピアノコンクールでは、ピアニストが他のメーカーを弾くという
大変残念な結果が続いているようです。






巨匠リヒテルは、ヤマハピアノを愛用していました。
このリサイタルは1991年のようです。
動画 7:12秒にYAMAHAのロゴが確認できます。

YAMAHAピアノが多くのピアニストから愛用されるとよいですね。♫

2022-10-23 18:38:00

音叉は本当に正しいの?

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ヤマハピアノテクニカルアカデミーで調律する時には、
必ず音叉を基準にして、49Aに基音をとって
調律していました。

しかし、調律の測定はチューナーで行います。
また、音叉の音の高低チェックもチューナーで行います。

では、何のために音叉は存在するのでしょうか?
昔は、プロ・アマ問わずに特にクラッシックジャンルの方は
音叉を完全に盲信している人が多いような気がしました。
調律時にチューナーを使用して、基準音をとったりしているのを目撃すると
あからさまに怪訝な表情をされていました。

しかし、ジャズやポピュラーの演奏者は調律後のピッチ確認に
ご自分のチューナーを使用されている人を多くみかけました。

何を信じるかは、宗教もそうですが、人それぞれですね。
まあ、でも何に対しても疑ってかかるくらいで丁度よいと
個人的には思います。

2022-10-22 19:40:00

1冊でわかる“ピアノのすべて”の手順通り調律してみる①

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ヤマハピアノテクニカルアカデミーで、
調律を学ぶ時に教科書が存在しました。(非売品)
調律手法などの技術的な解説のみではなくて、
ピアノの歴史、ピアノの機能と構造についても
記述されていました。
調律を勉強される方ではなくても、
ピアノ演奏者、リスニングでピアノ曲が大好きな人にとっても
ピアノの歴史や機能と構造を理解すれば、
より深くピアノを楽しむことができると思います。

音大で『ピアノ構造論』のを講義を
20年以上担当されていたピアノ調律師の青山一郎さんの
著書1冊でわかる“ピアノのすべて”は、
アカデミーの教科書にも共通する項目も多くあり、
歴史はさらに詳しく、機能と構造は簡易な感じで、
ピアノを弾く人にとても参考になる内容だと思います。
私も昨年購入しました。



この本の手順通りに調律する前に、
106ページ 3.うなり
について私なりに解説します。

調律師が聴いている唸りですが、
①440㌹の音叉1本を鳴らすと、唸りの無いストレートな音(純音)が発生します。
②440㌹と442㌹の音叉2本を同時に鳴らすと、毎秒2回の唸り(音叉が正確な場合)
がワァン~ワァンと鳴ります。
③調律師は、唸りの無いストレートな音にするため、
チューニングピンを操作して調律します。
これをユニゾンを合わせると言います。

2022-10-21 20:31:00

ピアノの歴史 ベートーベンのために特殊設計されたピアノ

ベートーヴェン

ベートーヴェンは、20代の後半頃から難聴に苦しんでいたようです。
Conrad Grafは、難聴のベートーヴェン用に
特殊設計されたピアノのようです。
音量を増す目的で、1音に対して4本の弦を張ってみたり(現代のピアノは通常3本)
譜面台や蓋の外装に対して、耳に音が届きやすいように工夫されていました。
ベートーヴェンが最後に愛用したピアノとして、
ドイツのベートーヴェン・ハウスに現物が展示されています。





特殊設計ではありませんが、
ヤマハは1990年代に幅細鍵盤を特注モデルとして、
受注生産していました。
私も小型グランドピアノで1台だけ、
細幅鍵盤ピアノを調律にお伺いしていました。
手の小さな人でも楽にオクターブが届くピアノです。
下の動画はヤマハではありませんが、
細幅鍵盤で演奏されています。
やはり、この選択肢はあった方がよいですね。





2022-10-20 20:08:00

ウイルスとの終わりなき戦い

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フランスパリ在住の辻仁成さん情報によると、
フランスは感染力が驚くほど高い、
新型ケルベロスに襲われているそうです。



これまでの経験から、
欧米諸国での状況が遅れて日本に襲来することは
間違いないことでしょう。

それでも、自分にできる感染対策を行いながら
ピアノ調律・コンサート・イベント参加などを
できる限り、継続していきたいと思います。

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