日記
号に入りては郷に従え
近江商人の叡智に学ぶ。田原総一朗 氏
9月、東近江市方面に調律行った帰りに
せっかくなので、朝ドラ“カムカムエヴリバディ”のロケ地
大城神社
と東近江市近江商人博物館を訪れた先での
置きチラシで今回の講演会を知って、行ってきました。
私が、初めて近江商人の存在を知ったのは
会社の研修で、“てんびんの詩”のビデオを観たときです。
入社間もない若造には高尚な教えを理解できませんでしたが、
独立して個人事業主となった今想うことは、
本気で日本の企業が“三方よし”の理念を実践していれば、
現在の最悪な日本経済の状況には陥っていないのでは?
と思いました。
田原総一朗さんは、
日本にとっての最大の課題は、この経済状況だとおっしゃっていました。
1934年生まれの御年88歳の田原さんの言葉にはとても重みを感じました。
終戦も体験された激動の時代を生きてこられたご自身が現在、
最も大切にされていることは、
①自ら一次情報を取材する。
②日本に戦争をさせない。
③野党を強くする。
とのことです。
付加価値が仇“あだ”となるピアノ
付加価値の付いたピアノ、
サイレント機能や自動演奏機能はとても便利ですが、
仇となることがあります。
もし、ピアノを買い取り・下取りに出した場合、
マイナス査定となる可能性が高いです。
買い取り業者にとって、
故障した自動演奏・サイレント機能はリスクでしかありません。
私が昨年購入した
YAMAHA C1-SG (中古 リニューアル済み)2012年製
ピアノ本体3年保証、電気部分1年保証の取説には、
“満1ヵ年の保証期間を過ぎますとサービスは有料に なりますが、引き続き責任をもってサービスさせて いただきます。なお、補修用性能部品の保有期間は 最低8年となっています。”
と記載されています。
つまり、購入した時点で修理用パーツで入手が困難なモノが
あるかもしれないということです。
とはいえ、入手可能な修理パーツもありますので、
とにかく調子が悪い場合は即修理を依頼するというのが鉄則ですね。
私が調律しているピアノでは、
サイレントアンサンブルSXGタイプと
同年代に製造されたモデルが
電源系の不具合により、正常に使用できない個体が多いです。
このモデルの電源系パーツは、入手不可なので
残念ながら修理ができません。
御多分に洩れずやはり値上げです。
贅沢な3台の弾き比べ
こんな素晴らしい企画のコンサートがあれば、
遠方からでも駆けつけたいのですが、
残念ながら、これまでにそんな機会はありません。
スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ヤマハの弾き比べ
YOUTUBE動画です。
あくまでも個人的な感想ですが、
🔵1曲目のリストは
ヤマハCFXが、
強いタッチの和音連打の重厚感がありつつ、
音割れしないゆとりを感じる響き、
ffもppの対比もとてもナチュナルな音量・音色のつながりがあって
とても良いと思いました。
🔵2曲目のラヴェルは、
圧倒的にベーゼンドルファーのインペリアルが
透明感があって、
音像が浮かび上がり、
粒立ちの揃ったアルペジオの
とてもお上品な感じの音色が気に入りました。
🔵3曲目のショパンは、
スタインウェイのD型の
芯があって、クッション感がほどよく感じられ、
ふくよかなボディー鳴りのする音色が、
とても印象的でした。
この中で、どのピアノをコンサートで聴いてみたいかと問われれば、
迷わずベーゼンドルファーのインペリアルですね。
私が、観てきたコンサートの中では、
これほど、美しくアルペジオを奏でる
ベーゼンはありません。
同じインペリアルでもピアノは個体差がとても大きいので。
こんな動画を観てしまうと、
世界的に有名なピアニストのコンサートに
また行きたくなってしまいました。